新宿三丁目は、わざわざこの地を目指してくる大人の多い街。新宿駅前の繁華街ではなく、ここにまで来る理由は、ディープな飲み屋が多いからです。
ここでは新宿三丁目のおすすめ飲み屋、居酒屋を厳選してご紹介します。どの店も新宿三丁目のディープな雰囲気にマッチした、大人が楽しめる店ばかりです。
新宿三丁目ディープな飲み屋、居酒屋1.池林房
新宿三丁目という場所と文化を語るに、居酒屋「池林房(ちりんぼう)」は外せません。有名飲み屋、居酒屋の立ち並ぶ新宿三丁目にあってその名を轟かせる名店です。
古くから作家や俳優など著名人や、演劇・映像関係のお客さんが連日集い、今日も議論や大人同士の会話を楽しんでいます。
店内は屋台を思わせる造りで、移動式のテーブルがどのような使い方にも対応できるのがこの店の人気の理由のひとつです。
名物は「馬力和え」650円(税込)。オクラと長いも、納豆を混ぜていただく一品で、お酒によく合います。その他にも「こんにゃくとしらす炒め」400円(税込)も定番の人気メニューになっています。
新宿三丁目に来たなら「池林房」で、この街の雰囲気を十分に味わってみてください。
新宿三丁目ディープな飲み屋、居酒屋2.西尾さん
新宿三丁目店で「ディープ」というなら、この「西尾さん」をおいて他にないでしょう。新宿三丁目駅から徒歩2分ほどのビル地下一階にあります。
店名の通り、西尾さんが一人で切り盛りする飲み屋です。隠れ家的雰囲気満点の店はいつも満員、予約も数カ月埋まってしまうことも珍しくありません。
ここでの名物ドリンクは「焼酎お湯割り」380円(税込)。特に人気は「先斗割(ぽんとわり)」。わざわざ京都まで仕入れに行く昆布の入ったお湯割りで、昆布はおつまみとして食べることもできます。その他いろいろな飲み方があるので、お店でのお楽しみにどうぞ。
「西尾さん」といえば「おでん」一本130円(税込)も名物です。本格的な「静岡おでん」で、自分で鍋から取っての自己申告制になっています。
もうひとつのおすすめが「さつま揚げ」240円(税込)。西尾さんの納得いく素材が入手できない時は作らないというほど、こだわりの一品。この店に来たら、ぜひ味わってみてください。
いつも満員でなかなか入れないのがたまにキズですが、「西尾さん」は新宿三丁目のディープ感を味わうには最高の店といえます。
新宿三丁目ディープな飲み屋、居酒屋3.もつ煮込み専門店 沼田
新宿三丁目の店らしく、レトロな雰囲気を漂わせる「もつ煮込み専門店 沼田」。こだわりの厳選素材を、新しい工夫と技で見事な料理にしてくれる新進の居酒屋です。
沼田のオリジナルドリンクとしておすすめが「新宿ハイボール」530円(税込)。オリジナルリキュールを使ったハイボールです。そして「ぬっぴー」セット500円(税込)。ホッピーの代わりにノンアルコールビールで焼酎を割ったもので、それぞれこの店ならではのユニークなお酒です。
店名どおりの名物は「煮込み」390円(税込)~。「醤油」、「味噌」、「塩」、「カリー」の4種類の味を基本に、「デミグラス」の煮込みなども用意されます。よく煮込まれたもつの食感がたまらない、さすがは専門店の煮込みといえる仕上がりです。
ユニークなメニューが「つくぴー」430円(税込)。生のピーマンに店自慢のつくねを乗せた一品。つくねの旨みとピーマンの苦みがほどよいバランスで、「ぬっぴー」にもよく合います。
新宿三丁目らしく「煮込み」をじっくりと味わいたいなら、「もつ煮込み専門店 沼田」が断然のおすすめです。
もつ煮込み専門店 沼田 (もつにこみせんもんてん ぬまた)
住所:東京都新宿区新宿3-6-3 2F
新宿三丁目ディープな飲み屋、居酒屋4.鼎
「鼎」は新宿三丁目駅から徒歩3分、新宿三丁目の飲み屋街にあります。ビルの地下に続く階段を下りると、古民家の古材を使った昭和を感じさせるディープな居酒屋がそこにあります。
まさに居酒屋らしい居酒屋で各種のお酒、特に日本酒が充実しています。そしてその酒揃えに負けない料理も逸品揃いです。
「鼎」では何といっても「刺身盛合せ」(時価)。その日の仕入れによってお任せで盛り合せてくれます。時価ですが、マグロの中トロなどが入っても1人1,500円程度とコスパは抜群です。
「鯵のなめろう」1,430円(税込)もおすすめ。ただし1日10人前程度の限定メニューなので早めに注文しましょう。
新宿三丁目で、おいしい魚をつまみに日本酒に楽しみたいなら「鼎」を候補にあげてみてください。