こだわりの高級醤油2. 湯浅醤油 生一本黒豆 (丸新本店 湯浅醤油)
醤油発祥の地、湯浅で人気の醤油が「湯浅醤油」。創業は明治14年(1884年)、一時は醤油の製造を停止した時期もありましたが、現在では湯浅を代表する人気の醤油メーカーになっています。
醤油の普及に力を入れており、丸新本家の湯浅本店では醤油やお土産の販売、醤油造りの見学、体験コーナーなどがあります。バスの駐車スペースも用意されているので、観光スポットとしてもおすすめです。
店内には「蔵カフェ」というスペースがあり、名物は「湯浅醤油ソフトクリーム」(350円税込)です。地元和歌山の海南市にある「くろさわ牧場」とのコラボで、ここでしか食べられないおすすめのスイーツです。
おすすめの醤油は「湯浅醤油 生一本黒豆」。「生一本」とは添加物、混ぜ物をしていないということです。冬に仕込んだ醤油は天然の杉樽で1年半から2年間の熟成を経て、濃厚な旨みと香りが豊かな醤油になります。
「湯浅醤油 生一本黒豆」は人気の高級醤油、お土産にすれば誰もが喜んでくれるでしょう。
こだわりの高級醤油3. 三ツ星醤油 (堀河屋野村)
「三ツ星醤油」で知られる「堀河屋」(和歌山県御坊市)は、元禄元年(1688年)に廻船問屋として創業、その後醤油の製造を始め、今では「堀河屋野村」として、知る人ぞ知る醤油蔵となっています。
堀河屋野村のこだわりは、「原材料」、「手麹」、「薪による火入れ」、「天然醸造」。材料を厳選し、手作りによる伝統を守り続けていることです。特に手作業で麹作りをおこなう「手麹」は、今や国内でも数件を残すだけの希少なものです。
おすすめは「三ツ星醤油」。じっくり時間をかけた丁寧な造りが結実した、見事な高級醤油です。昔ながらの大豆の甘味をもち、ふくよかな旨みがありながら後口はさっぱりした逸品です。
過去にはメディアでも取り上げられたことも多くあり、人気グルメ漫画の「美味しんぼ」でもそのクオリティの高さが描かれました。
「三ツ星醤油」はその知名度から、もらった人が喜ぶ一品であることは間違いないでしょう。