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大人のチベット! 一度は行きたい人気観光スポットやおすすめの名所、穴場10選!

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チベット 人気観光スポット7.グゲ王国

「グゲ王国」は、9世紀に中央チベットで栄えた吐蕃王朝が崩壊したときに、ヤルルン王族が西チベットへ落ち延びて、ツァンダに建国した王国です。

現在、その姿を見ることができるグゲ王国の遺跡は、15世紀〜17世紀の王都の跡で当時は数千人が住んでいました。

遺跡にあるお城は、地面から山の頂きにかけて建てられていて、部屋の数が300余と洞窟が300余もあり、さらに高さ10mの仏塔が三列に並んでいます。廟堂には当時の壁画やレリーフ、石刻が残こされています。

王宮から20㎞メートルはなれた所には、「托林寺」を中心とする寺廟遺跡が、40㎞離れら場所には「多香城遺跡」などがあり、これらも王朝遺跡の一部です。1965年に、国の重要文化財に指定され、緊急修復が施されました。

チベット 人気観光スポット8.デプン寺

「デプン寺」は、ラサの10㎞西北部のガンポウツェ山の南の斜面に位置するチベット仏教ゲルク派の寺院で、ガンデン寺とセラ寺と共にゲルク派の3大寺院の1つです。

正式名称は、「チューデナムキツォボ・ペルデンデプン・チョータムチェレーナムパルギャルワ」で、漢字表記は「哲蚌寺」です。

「デプン寺」は、歴代ダライラマの主寺であり、敷地内にはダライ・ラマ3世とダライ・ラマ4世の霊塔があり、ショトゥン祭の時だけ公開されます。

「デプン寺」には、多くの建物がありますが、文化大革命の時に破壊され現在見学できるのはごく一部です。

そのうちの1つ「ポタラ宮」ができるまでダライ・ラマの居城でもあった「ガンデン・ポタン」には、ゲルグ派開祖ツォンカパ大師の豪華な王座が置かれています。

チベット 人気観光スポット9.小昭寺

「小昭寺」は、ラサの北部にある古い寺で、唐の時代の「大昭寺」と同じ次期に建てられはじめました。その建築様式には、唐の特徴が強く見られます。

「小昭寺」は、およそ4,000㎡の広さで、前は庭園、後部は神殿や楼閣や回廊などがあります。楼閣は3階建てで、その1階の廊下に16角形の太さ80㎝の大柱が10本あります。神殿も3階建てで、1階は庭と経堂、仏殿に分けられています。

「小昭寺」は、火災により何度も焼失し、現存するものは立て直されたものです。現在の本尊は不動金剛像ですが、かつての本尊は、現在「大昭寺」に安置されている釈迦牟尼像だったと言われています。

チベット 人気観光スポット10.色拉寺

チベットの人気観光スポット、最後にご紹介するのはセラ寺(色拉寺)です。

セラ寺(色拉寺)は、ラサ市の中心部から北へ約8キロのセラ・ウツェ山の麓にあるゲルク派の寺院です。、ガンデン寺とデプン寺と並びラサの3大寺院の一つに数えられます。

1419年に、チベット仏教のゲルク派(黄教)の創始者ツォンカパとその門弟ジャンチェン・チョジョ・サキャ・イェシェによって建てられました。

歴代のダライ・ラマが館長を務めたチベット仏教の最高学府で、最盛期には5,000人を超える僧侶がいたと言われています。日本からも仏教学者の河口慧海と多田等観の2人が滞在し、チベット仏教を学んだとしても知られています。

チベット仏教の聖地 神の地「チベット」

いかがでしたか。「世界の屋根」や「天空の世界」などと呼ばれるチベットから人気の観光スポットやおすすめスポットをご紹介しました。

そのチベットの首府であるラサは、標高3,650mにありチベット語で「神の地」を意味するチベット仏教の聖地です。数々の歴史的な寺院を見ることができますので、ぜひチベットを訪れてみてください。

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