家庭菜園の定番、トマトの育て方をご紹介します。家庭菜園でトマトを育ててみたいとお考えの方は、初心者の方でもわかりやすく説明していますので是非参考にしてみてください。
はじめに
夏トマトとは、春先に苗を植え主に夏に収穫期を迎えるトマトで、皆さんが良く作られているのがこの夏トマトです。
一方、夏に苗を植え秋に収穫するトマトを秋トマトと総称します。
プランターから本格的な菜園まで、一番人気のある野菜と言えばトマトですよね。
大玉、中玉、ミニと様々な種類が有り、トマトは作って楽しい野菜です。
なかでも、比較的手軽にプランターでも作りやすいトマトが、中玉とミニトマトではないでしょうか。
ベランダや庭先でプランター栽培されているのをよく見かけますが、ほとんどがフルティカなどの中玉か純甘やアイコなどのミニトマトの場合が多いようです。
これらのトマトが選ばれるのはやはり、食べやすさと育てやすさです。
大玉トマトに比べ病気、害虫に強い品種が多く、実付きも良く、限られたスペースでも栽培ができます。
広い畑に種から蒔く場合は別として、ほとんどの場合はホームセンター、スーパー、ネットショップなどでトマトの苗を購入して植える方がほとんどだと思います。
市販のトマトの苗も大体品種が決まっており、作り易くて実成りが良く、甘い品種が多いようです。
代表的なのが中玉ではフルティカ、シンディースイート、レッドオーレなど、ミニでは純甘、アイコ(赤、黄色)、千果、オレンジキャロル、シュガーミニ、などですね。
特に人気が高いトマトは、中玉ではフルティカで糖度が7~8度と高く、一房に8~12個ほど成る50gぐらいの重さのある中玉。甘くて沢山収穫でき病気にも強い品種です。
ミニでは純甘がおすすめで、糖度は8~12度とかなり高く、肉厚でフルーツの様な口当たりで、生食には最適のトマトです。
病気、害虫にも強く最近ホームセンターなどで良く見かけるトマトの品種です。
ただ、味はそれぞれ好みが有ると思いますので、少しずつ何種類か育てて自分の好みのトマトを見つけてください。
育てる品種が決まれば次は栽培方法ですが、トマトのポイントはズバリ、土づくり、水やり、腋芽(わきめ)摘み、摘心、風通し、雨避けです。
本当に難しくないので、トマトの作り方を順を追って説明してみます。