最高にリッチな寝台列車の旅を満喫してみませんか。
カシオペアをはじめ、今年新たにリニューアルして豪華に生まれ変わったトワイライトエクスプレスなど、全国からおすすめの高級寝台列車を6つご紹介します。
それぞれの魅力や概要、切符の取り方なども詳しくご紹介していきます。
おすすめの高級寝台列車「カシオペア」
まず最初にご紹介するのは、上野と札幌を結ぶおすすめの寝台特急「カシオペア」。
高級寝台列車の代名詞ともいえる超有名なカシオペア、およそ16時間の列車の旅をぜひ体験してみたいと思いませんか。
列車名は星座「カシオペア座」に由来しています。”一晩中北の空に輝く星座”のイメージのままに、寝台列車「カシオペア」の高級感あふれる上品な車体はとても美しいです。
客室にはトイレ・洗面台はもちろん、浴衣やスリッパなどが用意されており、客室によってはシャワールームも設置されています。
列車内で快適に過ごせるよう細かなところまで掃除が行き届いている点もとても気持ちがよく、さすがカシオペアといったところ。
予約制のディナーでは列車内とは思えないクオリティの高級な食事をいただけます。ボリュームもしっかりありますので、おいしい食事と車窓からの絶景でたっぷり癒されてください。
ラウンジは近未来感あふれる大人の空間。こちらには乗客が思い思いに書き込める旅ノートが置いてありますので、旅の途中に一筆書き足してみてはいかがでしょうか。
カシオペアはとても人気でなかなか切符が取りづらい事でも有名です。乗車日の一カ月前の朝10時から緑の窓口で切符の購入ができますので、購入可能時間ぴったりを狙って購入すると、狙った日付で切符を購入っできる可能性が上がります。
おすすめの高級寝台列車「ななつ星in九州」
大人の贅沢を極めたおすすめの高級寝台列車「ななつ星in九州」、たった14室しかない客室は全室スイートルーム。
人気はどんどん上昇し、切符がなかなか取れない超人気の国内最高級の寝台列車なんです。
ワインレッドの車体は重厚感と品があり、「ななつ星」のエンブレムが車体に映えます。車内は木のぬくもりと高級感あふれる内装で、まるで高級ホテルのラウンジにいるかのような空間が広がっています。
中でもたった2部屋しかない「デラックススイート」は列車の中にいることを忘れてしまうほど広々としていて、開放的な木のぬくもりを感じられる豪華な造りになっています。
それもそのはず、ななつ星in九州の「デラックススイート」は一両を2部屋に分けた最高に贅沢な空間の使い方をしているスイートなんです。
レストランではおいしいフランス料理をいただけます。車窓からの美しい景色と一緒にリッチなフランス料理を楽しめるおすすめのレストランです。
“ジャパニーズモダン”がテーマのななつ星in九州。車内のいたるところに見られる細かな木の細工が美しく、伝統工芸の匠の技を惜しみなく散りばめた細やかで上質な列車の旅にきっと満足できるはずです。
年々人気が上昇し、切符の倍率も上がっているななつ星in九州。もし予約が取れなかった場合は「キャンセル待ち」を必ずお願いしておくことをおすすめします。
おすすめの高級寝台列車「サンライズ瀬戸」
東京から高松を結ぶ寝台列車「サンライズ瀬戸」は、客室タイプが多彩な点が魅力でおすすめです。2人用のツインの個室からシングルの個室まで、色々なニーズで利用することができます。
サンライズ瀬戸・サンライズ出雲と似た名前の寝台列車が走っていることで混同される方も多いですが、両者とも東京駅を出発して岡山までの経路は同じです。
岡山から瀬戸に向かうのが「サンライズ瀬戸」。岡山から出雲に向かうのが「サンライズ出雲」です。
東京駅を出発する段階では連結していますが、岡山で車両が切り離されてそれぞれの目的地へ向かいますので、東京駅での乗り間違いがないように注意してください。
サンライズ瀬戸の車窓からは瀬戸大橋や瀬戸内海を一望できます。瀬戸内海からキラキラ輝く朝日が昇る絶景を望めるのも、寝台列車ならではのおすすめの楽しみ方です。
サンライズ瀬戸の切符は乗車日の1か月前の10時からみどりの窓口で購入できます。
カシオペアやななつ星in九州のように倍率が20倍や30倍ということはないですが、やはり人気の列車ですから予定が決まっている方は早めに予約するようにしてください。
おすすめの高級寝台列車「サンライズ出雲」
東京から出雲を結ぶ寝台列車「サンライズ出雲」のご紹介です。
出雲大社の観光に多く利用されるこちらの寝台列車「サンライズ出雲」、客室タイプが多様でニーズに合わせて利用できる点が大きな魅力でおすすめです。
似た名前の寝台列車に「サンライズ瀬戸」という列車がありますが、東京駅を出発して岡山まで向かい、車両が2つに分かれて瀬戸に向かうのが「サンライズ瀬戸」。出雲に向かうのが「サンライズ出雲」です。
車内は2階構造になっており、1階、2階どちらにも客室があります。どの個室も快適に列車の旅を過ごせますが、特におすすめなのは2階の個室です。
個室にはそれぞれ大きな窓が設置されていますが、2階の個室の窓は天井のほうまで大きく開けた窓になっており景色の眺めが最高です。
満天の星空をすぐ頭上に感じられる開放的な個室で旅を満喫してみてください。
「サンライズ出雲」の切符は乗車日の1か月前の10時からみどりの窓口で購入できます。あまりギリギリだと売り切れてしまう場合もありますので、予定の決まっている方は早めに購入するようにしてください。
おすすめの高級寝台列車「トランスイート四季島」
今年5月1日に新たに運行開始された最高級の寝台列車「トランスイート四季島」。1泊2日から3泊4日の贅沢な旅は、1人あたり32万円から105万円ほどで利用できます。
車内はまるで美術館や博物館のラウンジの様に開放的で芸術的な空間が広がっています。日本の伝統工芸の匠の技術をふんだんに取り入れ、最高級の材料のみを使った、最高に贅沢な内装です。
客室はたったの17室で、トランスイート四季島は厳選された個室のみで構成された大人のためのリッチな寝台列車なんです。中でもぜひ一度体験していただきたいのが一番のおすすめ「四季島スイート」です。
「四季島スイート」は1階・2階に渡る広々としたメゾネットタイプのスイートで、1階にはなんと畳がひかれ、掘りごたつ風のテーブルが備え付けられています。個室専用の檜風呂まであり、本当に列車の中なのかと驚くような贅沢なスイートです。
またトランスイート四季島で一番おすすめしたいのは先頭車両と最後尾車両の「展望車両」です。
近未来を感じさせる白い内装に大部分が窓で構成された開放的な空間で、駆け抜けていく景色をたっぷり眺められる特別な体験ができます。
トランスイート四季島の切符は大変人気です。希望の日付を取るのはとても大変ですが、みどりの窓口で販売したらすぐに購入、または「キャンセル待ち」を利用するなどしてみてください。
おすすめの高級寝台列車「トワイライトエクスプレス瑞風」
最後にご紹介するのは、今年6月17日から新たに運行を開始する、JR西日本の「トワイライトエクスプレス瑞風」です。
2015年3月12日で運転を終了していたトワイライトエクスプレスがリニューアルして「トワイライトエクスプレス瑞風」として戻ってきました!
客室数はたったの16室しかありません。乗りたい人がみんな乗れるわけではないプレミア感があります。
「ノスタルジック・モダン」をコンセプトにしたトワイライトエクスプレス瑞風。グリーンの車体は日本の景色に映えとても美しいです。
トワイライトエクスプレス瑞風の中でも最高級タイプの「ザ・スイート」は、1人当たりの料金が最高125万円。
車両1つを占有して1室のスイートにしてしまうという最高に贅沢な空間の使い方、もちろん価格も別格ですが、ぜひ一度は利用してみてほしいおすすめのスイートです。
「ザ・スイート」はリビングに寝室、バスタブ付きの広い浴室まで備え、まさに「走るホテル」。1人用の個室も2部屋用意されているなど、さまざまな場面で利用できる点も魅力です。
トワイライトエクスプレス瑞風は他の寝台列車と同様、みどりの窓口で切符を購入することができます。
高級寝台列車で最高に贅沢な大人の旅を満喫しよう
カシオペアをはじめ、一度は乗ってみたい全国のおすすめの高級寝台列車を6つご紹介しました。いかがでしたか?
まるで高級ホテルのように贅をつくした寝台列車ばかりでとても魅力的です。個室の内装はもちろん、おいしい食事や生演奏付きのラウンジ、展望車両など、忘れられない列車の旅になること間違いなしです。
おすすめの寝台列車まかりですのでぜひ利用してみてください。