日本を代表するホテル、マンダリンオリエンタルホテル東京の最上階にあるシックなラウンジ。
世界からもゲストが集まる高級ホテルの優雅な空間で、ゆったりとしたアフタヌーンティーを楽しんでみませんか。
気になるメニューの内容やドレスコードなどを紹介します。
マンダリンオリエンタルホテルとは
マンダリンオリエンタルホテルグループは1963年に、香港に拠点を置くイギリス系の大手総合商社により香港のセントラル地区に開業されたホテルチェーン。
マンダリンオリエンタルホテルグループは現在、13カ国に21のホテルを持ち、シャングリラやペニンシュラと並び、アジアを代表する高級ホテルチェーンとして世界でもその名が知られています。
その中でマンダリンオリエンタル東京は2005年に日本初上陸しました。
マンダリンオリエンタル東京は、大型複合再開発ビル日本橋三井タワー上層階と抜群の立地に加え、全179室中、ベーシックなデラックスで約50平方メートルの広さ、22室のスイートは90平方メートル以上を誇り、最高級のプレジデンシャルスイートは250平方メートルの広さがあります。
マンダリンオリエンタル東京は、まさに高級ホテルの名にふさわしく、格付機関【アメリカン・アカデミー・オブ・ホスピタリティー・サイエンス】から史上初となる「6ツ星」ホテルの称号を得たことでも有名です。
また、ミシュランの星を獲得するレストランが3つもあるなど、マンダリンオリエンタル東京はあらゆる面で世界から注目されているホテルです。
予約とドレスコードについて
マンダリンオリエンタル東京のアフタヌーンティーはとても人気で、82席もありながら週末は予約がないと中々すぐに入店することができません。
そちらの理由もこの後すぐお分かり頂けることでしょう。リラックスできる大人の空間はついつい長居してしまいますので、レストランのように回転を期待しないほうが良いと思います。
予約時期に関しても、週末は1ヶ月以内に電話やネット予約をしようとしても満席のことが多いようですので、早めの計画をおすすめします。
また、平日に関しては、時期にもよりますが前日でも席が空いていますので、比較的予約は取りやすいです。
アフタヌーンティーの入店時間は12時からで18時終了のラストオーダーが16時となっております。
窓際のお席は予約で確保することができますが、2時間の時間制限になってしまいます。もっとゆっくりしたい場合は窓際ではない中央席に座ると良いでしょう。
また、ドレスコードはスマートカジュアルですが、マンダリンオリエンタル東京は日本を代表する高級ホテルなので、小奇麗で清潔感のある服装の方が多い印象です。
マンダリンオリエンタル東京のアフタヌーンティーの気になる価格は
マンダリンオリエンタル東京のアフタヌーンティーの価格は、平日と休日によって変動してきます。
また、大きなメニューは2つほどでシーズンによって内容が変わってきますが、メニューで価格が変動することはありません。
平日は【レジェンダリー アフタヌーンティー】と呼ばれ4,500円(税・サ別)、休日は【ゴールデンファン アフタヌーンティー】で4,800円(税・サ別)となっています。
どちらも加えて1,900円(税・サ別)で【ルイ ロデレール ブリュット プルミエ】をグラスで1杯追加することができます。こちらは他の高級ホテルなども取り扱いがあり、本場フランスにて【No.1シャンパーニュメゾン】に選ばれたシャンパンです。
繊細さやまろやかさが絶妙なテイストは、アフタヌーンティーのどのタイミングでもお楽しみいただける1杯となっております。
他の高級ホテルのアフタヌーンティーと比べてもそこまで飛び抜けて値段が高いわけではないので、こちらの値段で6つ星ホテルのアフタヌーンティーが味わえると思うと、お値段以上の価値が感じられるのではないでしょうか。
アフタヌーンティーのメニューは
マンダリンオリエンタル東京のアフタヌーンティーのメニューは、まずは紅茶とコーヒーから選べます。
種類豊富な紅茶メニューは選ぶ楽しさだけではなく、ポットでのサービスではなくカップごとのサービスとなっておりますのでより多くの種類を堪能できます。
また、食べるものに合わせて渋めのものを選んだり、さっぱりしたものを選べたりするので、このあたりの気配りやサービスの質と言うのはマンダリンオリエンタル東京の素晴らしいところだと思います。
紅茶メニューは、オリジナルブランドやダージリンなどの定番メニューに加えて、ロイヤルミルクティーやフルーツフレーバー、ノンカフェインのハーブティーなども楽しむことができます。
コーヒーはオリジナルブレンドやカフェインレスコーヒーなどから選ぶことが可能です。あわせて20種類以上ありますので、どれから飲むのか迷ってしまいそうですね。どちらのメニューでも一言ずつ説明がありますので、お好きなものを楽しんでみましょう。
サンドイッチと各種セイボリー
軽食のメニューで、セイボリーとは塩味が効いた健康的な軽食というような意味を持ちます。
セイボリーは3段で登場してくるプレートの一番下になります。夏は茗荷や夏野菜やスイカで夏らしく、秋はハロウィンのかぼちゃなど季節に応じたメニューがあり、どれも一口サイズで楽しむことができます。
アフタヌーンティーは下段から食べていくということが一般的ですが、言い換えればセイボリーはコース料理で言う前菜に近いようなものなので、まずはこちらからお楽しみ下さい。
塩気のものがこの先はないので、1つほど後で食べるように残しておくのがベストです。塩分はキャビアやスモークサーモンなどから出てくる自然に近い塩らしさが感じられ、クラッカーやミニホットサンドなどのクリスピーな触感と愛称抜群。
さすがはミシュランの星つきレストランがある高級ホテル、前菜らしく食欲をそそる様なソースや味付けも洗練されていて、手の込んだ繊細な料理となっていますので、目で見て楽しめる要素もあります。
スコーン
マンダリンオリエンタル東京のアフタヌーンティーではスコーンは別皿でサービスされます。
季節によってチーズやフルーツの味が変わってきますが、どれも香ばしくちょうど良い焼き加減で大きすぎず、引き立て役でありながら、しっかりと印象に残る味です。スコーンは意外とお腹にたまりますので、ちょうど良い大きさだと思います。
一緒に供されるクロテッドクリームや季節の味のコンフィチュール、バタークリームと濃厚で味わい深い添え物がありますので、スコーンは割ってからそれぞれのクリームを味わうと良いでしょう。
スコーンはお替り自由なので、他のメニューを一通り味わいながらちょっとずつ間に挟んで食べるのがベストです。また、ロイヤルミルクティーの甘さにも、ハーブティーなどの渋みにもピッタリなので、飲み物と合わせながら飲むのもおすすめです。
プティフール
1番上と2段目にあるプティフール。プティフールとは一口サイズのお菓子で、シュークリームやタルトなどのこと。
マンダリンオリエンタル東京のプティフールメニューはしっとり甘いマドレーヌや、サクサクのパイ、季節のフルーツのムースやゼリーなど、プティフールらしく可愛く、そして芸術のように細かい作りになっています。
ゼリーやマカロンの上にのせているハートや星形のもの、ハロウィン用の飾りつけなども、手が込んでいて、男性でも写真を撮りたくなるような素晴らしさです。
お味は甘さの中にもしっかりと酸味をいかしており、そして全ての味でそれぞれの個性が感じられますので、目でも味でも飽きることなく全部頂くことができます。
一つ一つをしっかり見て、食べて楽しんでいると会話も弾みあっという間に時間が過ぎていきますね。
最高級のアフタヌーンティーをマンダリンオリエンタル東京で
喫茶店でお茶をする金額の10倍近くしますが、さすがの6つ星ホテル、マンダリンオリエンタル東京のアフタヌーンティーは空間もサービスも最高級です。
また、38階と東京の街並みを眺めながら非日常を味わうことができます。家事や仕事の疲れを癒しに、カップルまたはちょっとリッチな女子会で最高のひと時を過ごしませんか。