首にショールを掛けたかのような襟のカーディガン「ショールカラーカーディガン」をご存知ですか?首の後ろから前に落ちる襟に、刻みのないまろやか~なイメージが特徴です。
お顔まわりにまるでガウンのような、なんともリラックスする効果をもたらします。
ニット素材のショールやマフラーを首にやさしく掛けたかのような…そんなニュアンスのあるショールカラーカーディガンを着こなすにはどうしたらよいのでしょうか?
厳選したおすすめブランドを8つと、大人の着こなしのポイントをお届けします。
ショールカラーカーディガンのおすすめブランド!貫禄ある大人の着こなし
カーディガンというだけで、優等生な「デキるイメージ」を与えてくれるからあとは楽ちん。インナーのTシャツを「ゆるVネック」にしてやわらかさを出し、ショールカラーのリラックスムードに合わせても十分大人感は出ます。
または、真面目な色味・ネイビーのショールカラーカーディガンを選び、さらに品を良くするため「ボタンダウンシャツ」を中に合わせれば、都会的な要素が加わり大人感は加速します。
こちらはクールなブルーのショールカラーカーディガン。中には爽やかなグリーン系のシャツ、アウターには濃紺のピーコートを合わせグラデーションのような品の良さを醸し出しています。
ピーコートの襟の刻みがインパクト大なので、相反するガウンのようなショールカラーがグッドバランス。
ボトムスには真っ白な清潔感のあるパンツを選んでいます。お顔まわりがやや濃い系のカラーリングなので、足元は重たくならないようホワイトを選ぶとはさすがのコーデですね。
それではおすすめメンズブランドを見ていきましょう。
おすすめのショールカラーカーディガンブランド➀ ノーティカ
台湾系アメリカ人、デビッド・チュウによって誕生したアメリカのアパレルブランドです。
ノーティカは「船」に由来。コンセプトはモダンアメリカンクラシック。
日本国内での店舗は業務を終了していますが、アメリカ国内だけでなく国外でもシェアを伸ばすなど、顧客の要望に合わせて常に進化。スポーツやカジュアルウエアも得意とし、国際的総合ライフスタイルブランドとなりました。
■公式
ノーティカのジップアップカーディガンです。
ショールカラーと言ってもお目立ちを抑えたシンプルさがあり、嫌みのない着こなしが可能に。
ファスナーは上下とも適度に開けてみましょう。すると、トップスをショートに見せてくれスタイルアップもばっちりです。
おすすめコーデはこちら!
オーシャンパシフィック
1960年代、サーフカルチャーをビーチから都会的に取り入れたアパレルブランド。アメリカ・カリフォルニアスタイルをアクティビティに提案します。
■公式
綿100%の肌触り抜群な、オーシャンパシフィックのメンズシャツです。
大きなチェック柄が遊び心を演出。ブルーの濃淡と細い赤のラインがこなれ感を与えてくれます。
着こなしのポイントはこちら!
シンプルなショールカラーの首元に、チラリと覗かせるブルーがグッドバランス。カーディガンが無彩色に近いアイボリーなので、ブルーシャツが凝縮されて見えます。
おすすめのショールカラーカーディガンブランド② ファイブホイッスル
ビンテージクロージングにみられる作風のワッペンブランド、NORTH NO NAME。
ファイブホイッスルをスタートさせたのは、NORTH NO NAMEの堀川氏です。古着、ビンテージライクウエアの特別感を、好きなものと自由に組み合わせたファッションを提案します。
着やせ効果のある、ストライプ柄メンズショールカラーカーディガンです。1930年代のベースボールやカーリングのスポーツウエアをイメージして作られました。
胸に施されたフェルトワッペンも、その頃をイメージしたパッチとなっています。
お顔に近い部分であるショールカラーは引き締め効果のあるブラック。また、ポケットのトリミングや袖口もブラックで、さり気にアクセントを添えているところも見逃せません。
おすすめコーデ(デニムパンツ)はこちら!
ブランドは同じくファイブホイッスル。色褪せ具合がビンテージライクですね。貫禄のある大人に似合うメンズブラックデニムパンツです。小さくロールアップしてきちんと感をだし、若者と差をつけましょう。
おすすめコーデ(Tシャツ)はこちら!
ブラックデニムパンツに良く合うカジュアルなメンズ白Tです。プリントはモノクロカラーのデビル。ちょいワル系を演出するのにイイ感じですよ。
スタイリッシュな縦ラインのカーディガンのボタンを開けて、白T×デニムパンツをラフに披露しましょう。
着こなしのポイントはこちら!
カーディガンにお目立ちのワインレッドが含まれているので、その他はモノクロカラーにまとめると大人仕上げに。
おすすめのショールカラーカーディガンブランド③ ダブルアールエル
通称ダブルアール。ビンテージ好きのラルフ・ローレンが、ヨーロッパでリーバイスのビンテージものを購入しようとしたところ、惜しくも日本人バイヤーによって買い占められていたという。
残念に思った彼は、ならば自分で作ってしまおうと立ち上げたのが誕生のきっかけ。
アメリカ・コロラド州にあるRRL牧場(ラルフ・ローレンと妻リッキーの頭文字から付けた)の名前をそのままブランド名に。
■公式
緑がかったオリーブとブラウンの味のある色が合わさって、イイ感じの枯れくささを演出。
いい年の大人に着てもらいたい、特別感&男臭さのある逸品です。
ショールカラーでの立体感もさることながら、あぜ編みのニットが奥行きを感じさせてくれますね。
ボトムスは男臭さを消臭してくれる、爽やかなホワイトパンツがおすすめです。
同ブランドでおすすめをもうひとつ紹介!
同じブランド・ダブルアールエルより、幾何学模様とネイティブ柄がミックスしたようなメンズカーディガンを紹介します。
首元のショールカラーやフロント部分、袖口や裾部分はベージュカラー。ブラウンの重みをベージュがやさしく軽減しています。
おすすめコーデはこちら!
ブランドはオーシャンパシフィック。メンズコーデュロイパンツです。
カーディガンがクラシカル&インパクト大なので、ボトムスはアースカラーでシンプルに。だが、土色ブラウンという色味を合わせ、裾にゆるーくクッションをお目見えさせると…なかなか今っぽく仕上がります。
さらにもうひとつご紹介!
こちらのブランドはポロ・ラルフローレン。イエローのアーガイル模様が、カーディガンを明るくさせていますね。
秋冬は暗く重めになりがちなメンズの装いを、軽快に仕上げてくれそうなアイテムです。
パッチワークのタータンチェック柄も賑やかでGOOD。アシンメトリーなところが洒落感をさらにUPさせています。
ショールカラーの部分はしっかり「濃紺」で、大人らしさもばっちりです。
着こなしのポイントはこちら!
ボリューミーな襟なので、中に着るシャツはスッキリ感のある白がおすすめです。インナーをタートルネックにするなら、やはりインパクトをダウンさせてくれる淡い色味が良いでしょう。