自然派ワインおすすめ6.ル・カノン・ルージュ/ラ・グランド・コリーヌ
「ル・カノン・ルージュ/ラ・グランド・コリーヌ」は、日本人醸造家の大岡弘武氏が南仏のコート・デュ・ローヌで造る赤ワインです。
大岡氏はボルドー大学醸造学部でワイン造りを学び、2003年に自身のドメーヌ「ラ・グランド・コリーヌ(大きな岡の意)」を立ち上げました。
そのワイン造りは「酵母も砂糖も酸化防止剤も入れずに、ぶどうだけでワインを造る」がポリシー。ぶどう栽培はビオロジック農法を実践します。農薬の代わりには認証団体「デメテール」で認可された「硫黄」を使います。
「ル・カノン・ルージュ/ラ・グランド・コリーヌ」は野生酵母で自然に発酵させるため、ぶどう本来の果実味がよく出たワインに仕上がっています。
「ル・カノン」とはフランス語で「一杯やろう!」の意味。楽しく飲める自然派ワインです。
自然派ワインおすすめ7.ボデガ・チャクラ・バルダ
イタリアワインを語る上で欠かせない「スーパータスカン(スーパートスカーナ)」で有名な、「サッシカイア」のオーナーファミリーがアルゼンチンで作る赤ワインが「ボデガ・チャクラ・バルダ」です。
ビオディナミ農法により、アルゼンチンでは栽培が難しいとされる「ピノノワール」100%で造られています。
2004年のリリース以降、それまでのアルゼンチンのピノノワールとは一線を画したワインを造り出しています。
そのワインはきめ細やかなタンニンに果実味が一体となった、まるでブルゴーニュのようなエレガントな仕上がりになっています。
「ボデガ・チャクラ・バルダ」のエレガントなミディアムボディの味わいは、肉料理に加えて、和風の煮物などにもよく合う自然派ワインといえます。
自然派ワインおすすめ8.シャトーヌフ・デュ・パプ ヴィエイユ・ヴィーニュ
最後のおすすめ自然派ワインは、「シャトーヌフ・デュ・パプ ヴィエイユ・ヴィーニュ」です。少し高価ですが、その価値からいえばコストパフォーマンスはとても高いワインです。
生産者である「ドメーヌ・ド・クリスティア」は、土壌やぶどう樹に化学肥料や殺虫剤は使わずに、有機肥料だけを使用したオーガニック農法によるぶどう作りを行っており、公的な認証も得ています。
醸し出された「シャトーヌフ・デュ・パプ ヴィエイユ・ヴィーニュ」は、その造りが品質に反映されており、かのロバート・パーカーにも高評価を受けたほどです。
ぶどう種は「グルナッシュ」で、ブラックベリーなどの赤系果実の香りにスパイシーさも思わせるリッチなワインに仕上げています。
「シャトーヌフ・デュ・パプ ヴィエイユ・ヴィーニュ」のフルボディの力強さは、肉料理の味を十分に引き立ててくれることでしょう。
体に優しい自然派ワインを楽しもう!
いかがでしたか?体に優しい自然派ワインのおすすめを厳選してご紹介しました。体に優しいことを最低条件として、味の評価の高いワインをセレクトしました。
それぞれの特徴とともに、相性のよい料理も紹介しているので、参考にしながら世界の自然派ワインを楽しんでください。