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日本の小京都ランキングbest8!本場に負けない風情のある街はここ!

旅行

日本の小京都ランキング第4位:岐阜県 高山「飛騨の小京都」

岐阜県飛騨地方に位置する高山市は名古屋と富山の間、日本列島の中心部にも思える山深い地にあります。高山は昔からの古い町並みや寺院が綺麗に残っており、まるで京都のような景観から「飛騨の小京都」と呼ばれています。

豊臣秀吉の時代に大野越前を整備した「金森長近(かなもりながちか)」が高山に入りこの地を治めたことから町が発展しました。

江戸幕府では飛騨国を直轄領として管理するために、設置した代官所「高山陣屋」が今も

残り、見学できるようになっています。

高山では伝統工芸品を扱うお店や雑貨屋、お洒落なカフェ、おだんご屋さんなどさまざまなお店が揃い、観光客で年中賑わいを見せています。

高山は特に女性に人気で、美味しいグルメがたくさん揃っているのも魅力のひとつです。高山の名物は飛騨そば、飛騨ラーメン、飛騨牛、みたらしだんごなど。食べ歩きなどできるのでお店を回っているとあっという間に時間も過ぎてしまうほど!

特におすすめなのが、飛騨牛のにぎり寿司です。日本のブランド和牛の中でも5本の指に入るほどのおいしさといわれている飛騨牛。霜降りと豊潤な味わいでありながら、無駄な脂肪がついていないのが特徴です。

高級和牛を使った贅沢な飛騨牛にぎり寿司を食べ歩きで楽しむことができるのです。お値段は2貫で500円〜1,000円ほどで、手焼きおせんべいの上に乗せてくれるので手を汚さずに食べることができます。

口の中でお肉がとろけるような食感とお米とおせんべいとのハーモニーは絶品です!

他にも、飛騨牛ステーキ、朴葉味噌、高山ラーメンなどの名物が揃います。飛騨牛ステーキは霜降りが多く肉質が柔らかいのでとても食べやすいです。

朴葉味噌は飛騨の郷土料理で、朴葉の葉の上に味噌を置いてネギなどと混ぜて焼いて食べます。白ごはんとの相性は抜群です!

高山ラーメンは濃いめの醤油味で細めんなので中華そばに似ています。シンプルな味わいだけど濃いめの醤油味がくせになります。

飛騨高山には酒蔵もたくさんあり、見学や試飲を楽しむことができます。気候やお米、水に恵まれている高山のお酒は美味しいと評判。町中にある6つの酒蔵を回ってみてはいかがでしょうか?

高山では朝市が有名です。宮川沿いに行われている「宮川朝市」と陣屋前広場で行われている「陣屋前朝市」の2種類あります。

とれたての野菜や自家製の漬物、お花や果物、手作り工芸品などテントで販売しています。朝市は6時〜昼頃まで行われており、品物が無くなればお店が閉まります。試食もたくさんできるので朝一番を狙って行ってみてはいかがでしょうか?

郊外には高山祭で使用されるからくり人形を展示する博物館「飛騨高山まつりの森」や合掌造りの集落の博物館「飛騨の里(ひだのさと)」などもあるのであわせて訪れるのもおすすめです。

高山は山奥にある町ですが、JR高山駅から徒歩で行くことができます。各都市からも高速バスが出ているので迷わず行くことができるでしょう。

■詳細情報

日本の小京都ランキング第3位:広島県 尾道「瀬戸の小京都」

穏やかな海に幾つもの大小の島々が浮かぶ瀬戸内海。そんな瀬戸内海にも小京都と呼ばれる町があるのをご存知でしょうか?

広島県南東部にある尾道市の町並みは「瀬戸の小京都」と呼ばれ、大小さまざまな神社仏閣が点在しています。

瀬戸内に面しているので、正面には瀬戸内海が広がり、背面には山々があり、町並みは細長いのが特徴です。

坂の多い町であることから「坂の町」とも呼ばれ、尾道水道のある風景が穏やかで素晴らしいと訪れる方々を魅了します。

路地裏好きにもたまらない町で、商店街やメインストリートを外れるだけで素敵な路地が広がっています。ひとつひとつの道に違った発見があり、何度でも訪れたくなる町です。

尾道の観光名所といえば「千光寺(せんこうじ)」があります。千光寺公園内にある真言宗のお寺で、高台にある千光寺からは市街と尾道水道、向島が一望できるため、尾道に来たら誰もが訪れる観光名所となっています。

尾道は昔から文化人に愛され、文学の町として発展してきました。志賀直哉、林芙美子、中村憲吉などのゆかりの地として知られ、文学の小道と名付けられた散策時にはたくさんの文学碑が並んでいます。

また、尾道には至る所に猫がいることから「猫の町」としても有名なのです。路地を歩けばひょこっと現れる猫の姿に癒されます。猫カフェなど実際に猫とふれあえる場所もたくさんあるのでぜひ訪れてみてはいかがでしょうか。

尾道のご当地グルメは「尾道ラーメン」です。「いりこだし」と呼ばれる瀬戸内海の小魚によるだしと鶏がらスープの醤油ベースのラーメンであっさりした味で食べやすいです。

近年では2012年に尾道空き家再生プロジェクトによりオープンした「あなごのねどこ」と呼ばれる宿泊施設が人気です。1泊素泊まりで2,800円という破格の安さでありながら、古民家風の内装のため全く抵抗なく泊まることができます。

■詳細情報

日本の小京都ランキング第2位:山口県 萩「山陰の小京都」

山口県萩市にある町並みは「山陰の小京都」と呼ばれ、毎年多くの観光客で賑わいます。

関ヶ原の戦いに敗れた西軍の毛利家が徳川家康に山口の領土を取り上げられ、移った場所が萩であり、その後多くの偉人を輩出した場所でもあります。

町中のあちこちに明治維新で活躍した人物の銅像がたち、多くの歴史的人物ゆかりの地があります。

特に吉田松陰の木下村塾は有名な観光スポットで、松陰神社の境内に残り、季節問わず多くの観光客で賑わっています。

萩の武家屋敷地区では偉人の旧宅が多く並びます。高杉晋作(たかすぎしんさく)、田中義一(たなかぎいち)、木戸孝允(きどたかよし)の旧宅が並ぶ様はまさに壮観!武家屋敷が残る小京都は多いですが、これだけの偉人が並ぶのは萩ならでは。

萩では歴史館や資料館が多く、見所もたくさんあります。多くの偉人を輩出した「旧萩藩校明倫館(きゅうはぎはんこうめいりんかん)」や2017年3月4日にオープンした新たな萩の観光起点となる「萩・明倫学者(はぎ・めいりんがくしゃ)」などは人気のスポットです。

明倫館の歴史を学べ、ジオパークビジターセンターや観光インフォメーションセンターを併設。お土産コーナーやレストランも揃っているので観光に迷った時はぜひ訪れてみてはいかがでしょうか。

萩は自然も豊かで美しいのが人気の理由です。萩城跡の東にのびる菊ヶ浜(きくがはま)は長さ約1.2キロメートルの白砂青松の美しい海岸です。海水の透明度が高く、夏は海水浴で賑わいます。また、夕陽の絶景スポットとしても知られる景勝地なのです。

萩のグルメといえば、見蘭牛(けんらんぎゅう)や夏みかんをはじめ、瀬つきあじ、けんさきいか、生ウニなどの魚介類が有名です。

特に萩は夏みかんの栽培でも有名で、元々は生活に苦しむ下級武士を救済するために始まったといわれています。萩に訪れた際はぜひお土産におすすめします。

萩はとても風情ある城下町で、名所もたくさんあるので一度は訪れたい小京都として常にランキングでも上位に入っています。山口県へ旅行に行かれる方はぜひ訪れてみてはいかがでしょうか?

■詳細情報

日本の小京都ランキング第1位:石川県 金沢「加賀の小京都」

小京都ランキングで見事第1位に輝いたのは、北陸最大級の町「金沢」です。石川県金沢市にある町並みは歴史的にも規模的にも文化的にも小京都の中でも最大級といわれています。

金沢は「加賀の小京都」などと呼ばれ、加賀百万石の面影が残る北陸で最大に栄えた町で、まさに小京都と呼ばれるにふさわしい町といえます。

戦国時代末期、豊富秀吉の信頼が厚かった前田利家が金沢を治めてから町は発達しました。工芸なども有名で、古い町並みと文化を残しつつ、近代的な建造物も共存する珍しい場所です。

そのため、老若男女全ての年齢性別問わず人気で、毎年多くの観光客で賑わいをみせます。

小京都の名残といわれる「金沢三茶屋町(かなざわさんちゃやまち)」は人気で、「ひがし茶屋町」「主計町(かずえまち)茶屋町」「にし茶屋町」の3つにエリアがわかれています。

中でも一番規模が大きく、京都の祇園と並ぶ日本二大茶屋町で知られる「ひがし茶屋町」では、町やカフェや工芸品を扱うお店がたくさん並びます。

特産品は加賀友禅、金箔、漆器、大樋焼、九谷焼などで、工芸や文化も栄えた町だとわかります。

金沢を代表する観光スポットとして「兼六園(けんろくえん)」が有名です。水戸の偕楽園、岡山の後楽園とならび日本三名園に選ばれており、四季によってさまざまな風景を楽しめます。

金沢は寺院、博物館、資料館と見所も多く、何度訪れても違った楽しみ方と新しい発見ができる町です。

長町武家屋敷をはじめ、からくりが面白い忍者のお寺「妙立寺(みょうりつじ)」、カニやカキなど新鮮な魚介類が揃う「近江町市場」、金沢のシンボル「金沢城」、現代アートを中心とした開放的な美術館「金沢21世紀美術館」と1日では回りきれないほどの見所が多い町です。

金沢のグルメは海の幸から山の幸まで何でも揃っているのでどこを歩いても楽しむことができます。中でも「金沢おでん」は名物として知られており、近江町市場ではたくさんのおでん屋が並びます。

魚介のダシをベースにした、バイ貝、車麩、赤巻、ふかし、かに面など金沢の代表的な具材が揃い、北陸の地酒や刺身、寿司などと一緒に味わうことができるのです。

金沢料理や加賀料理と呼ばれる郷土料理を扱ったお店も多く、地元ならではの食材を楽しめるのも金沢ならでは!

北陸新幹線の開通により、各都市からのアクセスも便利になり、ますます観光スポットとして人気を高める金沢。小京都にふさわしい風情と京都に負けないくらい人気の理由を確かめに訪れてみてはいかがでしょうか。

■詳細情報

全国各地の小京都を訪れてみよう!

ここまで全国各地の小京都をご紹介して来ましたが、小京都と呼ばれる町はまだまだたくさんあります。

町並みや風情は京都に似ておりますが、歴史や見どころ、グルメはその町によって違い、楽しみ方はさまざまです。全国制覇を目指してまずは近場の小京都を訪れてみてはいかがでしょうか?

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