日本三大地鶏のひとつである「比内地鶏」は秋田料理をはじめ、いろいろな料理で使われる最高の素材です。
今回は東京で比内地鶏を味わえる店を鍋やスープ、親子丼にラーメン、焼き鳥まで、ジャンルごとに厳選してご紹介します。どれもが比内地鶏の絶品料理が楽しめる名店揃いです!
東京の比内地鶏の名店1.佐藤養助 赤坂店(秋田料理・鍋)
東京の比内地鶏の名店、最初にご紹介するのは、佐藤養助 赤坂店です。
比内地鶏といえば秋田県の北部、比内地方の地鶏です。秋田には、比内地鶏を使った郷土料理がたくさんあります。
「佐藤養助 赤坂店」は、東京で秋田の郷土料理をいろいろ楽しめるおすすめの一軒です。
本店の「佐藤養助商店」は秋田県湯沢市の稲庭町にあり、創業は寛文5年(1665年)という老舗です。主力商品を「稲庭干饂飩」として伝統を積み重ねてきました。
「佐藤養助 赤坂店」の「きりたんぽ鍋」2,000円(税込)は、比内地鶏のダシが効いたスープが楽しめる代表的なメニューです。これを組み入れた「コース」(6,600円税込など)では、比内地鶏を使った「茶碗蒸し」も楽しめます。
名物の「稲庭うどん」もおすすめ。シンプルな「醤油せいろ」900円(税込)は、稲庭うどんのコシと味がよく分かる一品です。
その他、比内地鶏の炊き込みご飯と稲庭うどんがセットになった「比内地鶏ご飯セット」1,300円(税込)も人気になっています。
秋田の稲庭うどんと比内地鶏のきりたんぽ鍋を楽しみたいなら、「佐藤養助 赤坂店」に行ってみてはいかがでしょうか。
佐藤養助 赤坂店 (【旧店名】稲庭)
住所:東京都千代田区永田町2-14-3 東急プラザ赤坂 3F
東京の比内地鶏の名店2.秋田きりたんぽ屋 銀座分店(秋田料理・鍋)
東京の比内地鶏の名店、次にご紹介するのは秋田きりたんぽ屋 銀座分店です。
秋田の比内地鶏を使った本場のきりたんぽ鍋を東京で食べられる店が「秋田きりたんぽ屋 銀座分店」です。
本店は秋田市にあり、銀座分店は本場の秋田料理を東京の人に食べてもらおうと出店しています。
きりたんぽは、秋田の山中で木こりが米を潰して杉の棒につけて焼いたことが始まりといわれています。銀座分店のきりたんぽは本場と同様、囲炉裏でじっくり焼き上げたものです。
自慢の「きりたんぽ鍋」は2~3人前で3,580円(税抜)が標準ですが、一人で楽しめる「小鍋」1,580円(税抜)も用意されているのは、さすが「きりたんぽ屋」を名乗るだけあります。
ぜひ「秋田きりたんぽ屋 銀座分店」で、比内地鶏のきりたんぽを味わってください。
秋田きりたんぽ屋 銀座分店 (【旧店名】秋田県北秋田市うまいもの酒場)
住所:東京都港区新橋1-5-6 銀座第三誠和ビル 6F
東京の比内地鶏の名店3.鳥つね自然洞(親子丼)
東京の「親子丼」で最も有名な店といえるのが、JR上野駅と御徒町駅の間にある「鳥つね 自然洞」です。ご主人はTV出演100回以上という、まさに親子丼のスペシャリストです。
この店の「親子丼」1,100円(税込)の特徴は、「卵がとろとろ」であること。これは高品質な卵の旨みを活かすためで、さらに比内地鶏肉(と名古屋コーチン)の味も盛り立てています。
親子丼はその他、「もつ入り」があり、それぞれ「上」と「特上」があります。「特上もつ入り親子丼」2,100円(税込)は米も他のメニューと異なり、契約農家から農薬不使用のコシヒカリを仕入れて使っています。
「鳥つね 自然洞」は親子丼で有名ですが、ぜひ夜の料理も味わいましょう。特に「鳥スープ炊き鍋コース」6,900円(税込・サービス料は別)~は特におすすめ。
比内地鶏と名古屋コーチンの肉をシンプルに味わい、その旨みの出たスープを楽しむ名物メニューです。
鳥つね自然洞 (とりつねしぜんどう)
住所:東京都千代田区外神田5-5-2
東京の比内地鶏の名店4.泰然(親子丼)
東京の「比内地鶏の親子丼」といえば必ずその名があがる店が「泰然(たいぜん)」です。新宿御苑駅から徒歩5分ほどの場所にある秋田比内地鶏料理店です。
ランチタイムは「比内地鶏親子丼」1,000円(税込)と「比内地鶏そぼろ丼」800円(税込)の2種類のメニューのみ。特に「比内地鶏親子丼」は、卵のとろとろ感がたまらない一品です。
ランチは月・木・金の3日のみ。ご飯が終わると売り切れになってしまいますが、11:30の開店から30分以内に売り切れて、会社員の昼休み時間には食べられないこともしばしばです。
「泰然」のディナータイムには、比内地鶏を使った各種料理やもちろん焼き鳥なども楽しめます。そして「特製比内親子丼 ミニ」が750円(税込)でいただけるので、締めにもピッタリです。
泰然 (TAIZEN)
住所:東京都新宿区新宿1-23-11 御苑メインビル 1F
東京の比内地鶏の名店5.自家製麵 伊藤(ラーメン)
比内地鶏といえば秋田ですが、東京で秋田系ラーメンの代表的な店は「自家製麵 伊藤」でしょう。秋田角館でその名を知られる「自家製麵 伊藤」の系列ラーメン店です。
東京でも数店のラーメン店を出店していますが、角館の主人の弟が東京の王子で「中華そば屋 伊藤」を営業、その子息たちが赤羽の「自家製麵 伊藤」他のラーメン店を営業しています。
「自家製麵 伊藤」では、本店のメニューである「中華そば」と「肉そば」に加えて、「比内鶏そば」小盛り600円(税込)があります。比内地鶏の旨みが溶け込んだ絶品スープを使ったラーメンです。
ラーメンのサイズは「小盛り」が140g、「中盛り」が210g(100円増し)、「大盛り」280g(200円増し)になります。ネギだけのシンプルな具にスープは少な目です。
秋田比内地鶏ダシが効いたスープのラーメンを食べるなら、「自家製麵 伊藤」を訪れてみてください。
自家製麺 伊藤
住所:東京都北区赤羽1-2-4