浅草の ディープな飲み屋、居酒屋５．捕鯨舩
浅草の飲み屋として、多くの芸人たちに愛されているのが「捕鯨舩」。ホッピー通りのすぐ近くにあります。ビートたけしさんが常連だったことでも有名な居酒屋です。
店内の壁にはたくさんの直筆サインや写真が貼られていて、この店の人気を証明していますが、中でも「ちばてつや」さんによる「あしたのジョー」の実画は捕鯨舩の名物になっています。
ビートたけしさんの「浅草キッド」という歌に出てくる「煮込み」は、牛もつをじっくり煮込んだもの。鯨肉の解凍時間を埋めるために作られたメニューですが、いつの間にか店の名物になりました。
鯨肉は、下あごから胸の希少部位である「鹿子（かのこ）」2,000円（税込）、「皮とさしみのミックス」1,400円（税込）、「赤肉」1,400円（税込）など、特に「鹿子」は「あったらラッキー！」の一品です。
店内の雰囲気といい、料理といい、浅草のディープさを感じる居酒屋としては、ここ「捕鯨舩」が一番かもしれません。
浅草の ディープな飲み屋、居酒屋６．食事処 酒肴 水口
「食事処 酒肴 水口」は、浅草にある「下町の定食屋」ですが、料理が充実しているので店名にあるように酒肴もいろいろあります。「浅草の飲み屋」ともいえる店です。
料理は刺身から煮魚、焼き魚、揚げ物に炒め物など定食セットとしてはもちろん、単品料理を肴に居酒屋としても使えます
おすすめの酒肴は、「まぐろ刺身」1,200円（税込）です。店では「開店以来人気のサービス品」としており、築地直送の高級品を使っています。
「食事処 酒肴 水口」もうひとつの名物は、「いり豚 水口オリジナル」580円（税込）。水口のオリジナルソースで、豚と玉ねぎを炒めたものです。ご飯のおかずにもお酒のつまみにも絶好という自慢の一品です。
「食事処 酒肴 水口」は、浅草で「定食屋」としても「居酒屋」としても、昼の「飲み屋」としても使えるとても便利な一軒といえます。
食事処 酒肴 水口
東京都台東区浅草2-4-9
浅草の ディープな飲み屋、居酒屋７．焼鳥 トリビアン
「焼鳥 トリビアン」は、浅草の「観音裏」にあるおしゃれな焼き鳥店。ご主人は、かの名店「バードランド（銀座・阿佐谷）」の出身です。焼き鳥店ですが、十分居酒屋使いできる充実のメニューが揃っています。
もちろん前菜にはバードランド名物の「自家製レバーパテ」700円（税別）もあります。メインは厳選した素材を、名店仕込みの技術で焼き上げた串ものが中心になります。
「焼鳥 トリビアン」のおすすめは「ソリレス」300円（税別）。鶏のももの付け根の肉で、一羽から2つしか取れません。ソリレスとはフランス語で「愚か者はこれを残す」の意味、それだけ希少価値が高いとされています。
締めには「自家製 中華そば」600円（税別）がおすすめ。高品質な鶏の出汁を使った焼き鳥店ならではのメニューです。
このように、「焼鳥 トリビアン」は焼き鳥店ながら飲み屋使いもできて、ラーメンで締められるという「完結型」の一軒です。
焼鳥 トリビアン
東京都台東区浅草3-35-12
浅草の ディープな飲み屋、居酒屋８．ぬる燗
浅草の観音裏にひっそりと佇む居酒屋が「ぬる燗」です。薄暗い路地に店の入口が明るく灯る風情が、裏浅草を感じさせます。
店内はカウンターがメインで、4人程度の座れる座敷があります。メニューは「今宵の肴」として毎日更新されます。定番メニューもありますが、おすすめはカウンターの上に並ぶ大皿です。
店の名前通り、「ぬる燗」を楽しむのがおすすめ。注文したお酒をお猪口に注ぐと、「ぬる燗」の文字が浮かび上がります。
おすすめの一品が「とうもろこしの焼きひたし」550円（税込）。とうもろこしを焼いて、かつおの出汁つゆに浸しています。とうもろこしの香ばしさと旨みがぬる燗にピッタリです。
裏浅草のディープ感は、この「ぬる燗」が一番似合う飲み屋でしょう（深夜0時半まで開いています）。
ぬる燗
東京都台東区浅草3-20-9
大人の街浅草で下町居酒屋を楽しもう
いかがでしたか？浅草で、飲み屋使いのできるおすすめ店をご紹介しました。
明るい時間の昼飲みができる居酒屋も、深夜までディープに営業している飲み屋も、大人の街浅草らしい店ばかりです。ぜひ大人の街浅草で、下町の居酒屋を楽しんでみましょう。
