ラオス 人気観光スポット7.コープ ビジターセンター
ヴィエンチャンにある「コープ ビジターセンター」は、ラオス国立リハビリセンターの敷地内にある不発弾の被害にあった人々を支援するため、クラスター爆弾の被害の実態を義足のオブジェや写真、ドキュメンタリービデオなどで展示している施設です。
ラオスは、ベトナム戦争で中立国でしたが北ベトナムと南ベトナムをむすぶホーチミン・ルートとして米軍の爆撃を受けました。
9年間でひとりあたり1トンもの爆弾が投下され「世界で最も爆撃を受けた国」と言われています。
「コープ ビジターセンター」の建物の外には、ミサイルやクラスター爆弾の不発弾で作られたオブジェがあり、館内の天井からもたくさんのクラスター爆弾の不発弾が吊り下げされています。今なお、ラオスには8,000万発以上の不発弾が地中に埋まっていると言われています。
また、館内にはそんな不発弾の犠牲となった人たちが使った多数の義足も展示されています。
ラオス 人気観光スポット8.ブッダパーク
「ブッダパーク」は、ヴィエンチャン市内中心部から東に約25㎞、メコン川沿いに位置する庭園で、正式名称をワット・シェンクアンと言います。
ワットとは寺院のことですが「ブッダパーク」には本堂などはなく、敷地内には200体以上の様々な仏像が置かれています。
「ブッダパーク」は、宗教家のブンルア・スリーラット氏によって1958年に作られた庭園で、巨大な涅槃仏やヒンドゥー教の神々やワニ、ゾウなど仏教やヒンドゥー教の神話で登場する動物たちなどのモニュメントが置かれブンルア氏の独特の世界観が表現されています。
園内には、お土産店や屋台の他、メコン川を望む景色の良いレストランも併設されていて、ビールなどを飲みながら食事が楽しめます。
ラオス 人気観光スポット9.ワット・シームアン
ヴィエンチャンの「ワット・シームアン」は、ラーンサーン王国のセーターティラート王が、ヴィエンチャンに遷都した1563年に建てた寺院で、ヴィエンチャンにある寺院の中でも最も美しい寺院と言われています。
「ワット・シームアン」の境内には、仏像やヒンドゥー教の神話に登場する神々や動物などのカラフルな像が点在しています。また僧侶にバーシーの儀式をしてもらう参拝者の姿が多く見られます。
バーシーの儀式とは出生や死別、結婚など人生の節目に行われるラオスの伝統的な儀式で、参拝者は線香とお花などをお供えし、お経を唱えながら僧侶から手首に白い糸を巻きつけてもらい、健康や安全、子孫繁栄などを願います。
- Expedia(エクスペディア)はホテル+航空券の同時予約も便利!
- Hotels.com(ホテルズドットコム)は会員だけのお得な割引も!
ラオス 人気観光スポット10. ワット・プー
ラオスの人気観光スポット、最後にご紹介するのは、「ワット・プー」です。
ラオス南部、メコン川岸の小さな村チャンパーサックにある「ワット・プー」は、9~11世紀にこの地域を支配していたクメール族によって建立されたヒンドゥー教寺院の遺跡群で、2001年にユネスコの世界文化遺産に登録されています。
「ワット・プー」は元々お城として建てられましたが、ラーンサーン王国時代にタイのラーオ族の勢力がここを占拠した際に、寺院として位置づけされました。
祠堂の中に祀られているのは、ラーオ系民族により安置された黄金の大きな仏像で、仏前にはラオス独特のお供え物マークベンが飾られ、たくさんの信者が熱心に参拝しています。
また祠堂の裏にある岩にはヒンドゥー教の3人の神トリムルティやブッダの足跡が刻まれています。
世界で一番行きたい国 ラオス
いかがでしたか?今回は、ルアン パバンとワット・プーの2つの世界遺産の他にも、数々の歴史的な寺院や美しい自然など魅力が満載なラオスから人気の観光スポットやおすすめスポットをご紹介しました。
ラオスは、年間300万人を超える観光客が訪れる人気の国です。あなたも、ぜひ行ってみてくださいね。