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オペラ鑑賞の服装は? モテる大人のファッション術!

ファッション

敬意を表す服装であること

「私はオペラそのものが好きなのであって、オペラの鑑賞、オペラを味わうことだけが重要だ、だから、はっきりしないドレスコードのことなど考える必要もないし、服装がどうのこうのは関係ない」と思われる方もいらっしゃるでしょう。

これは、その通りで、ご自分お一人でオペラ鑑賞に行かれるなら、どのような服装でも問題ないと言えそうです。

しかし、どなたかとご一緒でないからといって、渓流釣りやハイキングに行かれるような服装でオペラを鑑賞しようというのは、モテるかどうかに関係なく、要注意です。

なぜそうした服装が要注意なのでしょうか。これはオペラが総合芸術であるという観点で考えてみると、NGになってしまう服装だからです。

オペラ空間と違いすぎるファッションは、その方がご自分のポリシーに基づいて意図的にやっているとしても、いや、そうだとしたらなおさら、オペラの出演者たち、歌手や指揮者、合唱団員、楽団員、そして演出関係者をはじめ裏方で上演を支える多くのスタッフ、一公演で約500名といわれる全員に対する敬意を表していないからです。

オペラそのものを愉しむにしても、それは現実に存在する人間がその瞬間ごとに創出して成り立つことです。

そうであるならば、オペラという芸術の喜びを提供してくれる人たちに敬意を表す服装をする、これが大切になると思います。

同じ理由に基づいてのことですが、オペラ鑑賞の楽しみをその場で現に共有している他の観客の方たちに対する敬意、この気持ちも表現できる服装がオペラ鑑賞にふさわしいのではないでしょうか。

この点は、複数で出かけようが一人で聴きに行こうが変わりはないはずです。