インド 人気観光スポット7.アジャンター石窟群
「アジャンター石窟群」は、マハラーシュートラ州北部のワゴーラー川を囲む断崖をくりぬいて築かれた大小30の石窟で、インド最古の仏教石窟寺院群です。1819年に虎狩りに出かけた英国軍士官によって偶然発見されました。
石窟群は、紀元前2世紀~紀元後2世紀頃と5~7世紀頃に造られたもので、修行の空間としての「ヴィハーラ窟」と、聖なる空間である「チャイティア窟」があります。
5~7世紀頃の後期に造られた石窟には、仏像が据えられ、仏教を題材にしたレリーフや色鮮やかな壁画で描かれています。
「ヴィハーラ窟」を代表する第1窟は、壁や天井が壁画で覆われ、なかでも「蓮華手菩薩像」は最高傑作と言われています。また、「チャイティア窟」の第26窟にはインド最大級の釈迦涅槃像が残されています。
インド 人気観光スポット8.エローラ石窟寺院群
1983年にユネスコの世界文化遺産に登録された「エローラ石窟寺院群」は、ムンバイの穂東にあるアウランガーバード郊外の石窟群で、幅2キロの崖に僧院、礼拝堂、寺院などの石窟が並んでいます。
「エローラ石窟寺院群」には、6世紀から10世紀にかけて仏教やヒンドゥー教、ジャイナ教の僧侶たちがシャラナドリ台地の垂直な崖に掘った12の仏教窟と17のヒンドゥー窟、5つのジャイナ教窟があります。
石窟は古い順に並んでおり、仏教の石窟寺院が一番古く、ジャイナ教の石窟寺院が一番新しくつくられたものです。
「エローラ石窟」の見どころは、ヒンドゥー教の第16窟の「カイラサナータ寺院」です。
33mもの高さがあり、石を積み重ねず全て岩盤を上から下に掘り下げて、一つの岩からできています。
インド 人気観光スポット9.グラッドワーラバングラサヒブ
「グラッドワーラバングラサヒブ」は、18世紀に建てられたデリーで一番大きなシーク教の寺院で、シーク教の第8代法王が、17世紀にデリーを訪れた際に滞在した場所に建てられたと言われています。
「グラッドワーラバングラサヒブ」は、大理石で作られた真っ白い建物に金色のドームが目印です。
多くの信者が祈祷に集まりますが、シーク教の信者でなくても、頭に布を巻いいて靴を脱げば誰でも参拝することができます。また、希望をすれば無料で食事も頂けます。
「グラッドワーラバングラサヒブ」の寺院の横には大きな池があり、この池は病気治癒に効用があるとされ、シーク教徒の人々が沐浴したり、足をつけたりしています。
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インド 人気観光スポット10.メヘラーンガル砦
インドの人気観光スポット、最後にご紹介するのは「メヘラーンガル城砦」です。
「太陽の城砦」という意味があるラージャスターン州のジョードプルの「メヘラーンガル城砦」は、1459年にマールワール王のラーオ・ジョーダによって建設されたインド最大の城砦のひとつです。
130mの高さのi岩山の上にそびえ立つ城砦は、「ジャングル・ブック」でおなじみの英国文学者ラドヤード・キップリングが「巨人による創造物」と形容したほどの大きさです。
城砦の中には、フール・マハル(花の宮殿)や、タハット・マハル、モーティ・マハル(真珠)など数々の宮殿が建てられています。
「メヘラーンガル城砦」には博物館として利用されている場所もあり、「ジャーンキー・マハル」には、当時の装飾品や調度品が、「シレー・ハーン」には当時使われていた武器が展示されています。
世界遺産が35もある見所満載のインド
いかがでしたか?今回は、世界遺産が35もある見どころがいっぱいのインドから人気の観光スポットやおすすめの観光スポットをご紹介しました。
インドには、今回ご紹介できなかった世界遺産もまだまだありますので、ぜひ観光に行ってみてください。