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実演!家庭菜園でのトマト(夏トマト)の育て方 初心者でも簡単!

家庭菜園

トマトの育て方8. 追肥

トマトの追肥のポイントですが、化成肥料、有機肥料どちらの場合も与え過ぎは禁物です。

トマトに肥料を与え過ぎると、葉や茎がすくすく成長しすぎて、果実に栄養がいきわたらない状態になりがちです。

また、与える肥料の種類にも注意しましょう。

トマトなどの実菜類(実を食べる野菜)は実を充実させるためにリン酸を多く必要とします。

有機肥料の場合は発酵油かす(粉状タイプ)+リン酸成分を多く含む魚粉、骨粉類を与えると実成りが良くなります。

量の目安はともに1株に一握り程度で良いです。化成肥料を使う場合はトマト専用の化成肥料を使うのが一番便利です。

量は1回に一株当たり10g程度です。追肥の頻度は、有機肥料の場合効きがゆっくりで長持ちするので2ヶ月に1回程度、化成肥料の場合は2週間に1回程度で十分です。

液肥(液体状の化成肥料)を使う場合は、濃さもあるので必ずボトル記載の適切分量を確認して与えてください。

トマトの育て方9. 摘芯(てきしん)

トマトの茎を伸ばしたままにしておくと栄養が成長点(最先端部分)にとられて実成りが悪くなります。

ですので、ある程度の高さまでトマトが成長したら主幹の先端を切る作業をします。これをトマトの摘芯と言います。

地植えとプランター栽培でも、1本仕立てと2本仕立てでも最適な摘芯の時期は異なりますが概ね、大玉トマトの場合は第5花房(花が咲き、実が成る房)の上に葉っぱを2~3枚残して主幹をカットします。

中玉トマトやミニトマトの場合は、少し多めに6~7花房まで我慢して同じく葉っぱを2~3枚残して摘芯しても大丈夫です。

トマトの摘芯は、実を大きく甘くするための重要な作業の一つです。