家庭菜園でのナスの育て方7. 支柱立て
3本仕立ての場合、3本の茎の方向に沿って本支柱を立てます。
仮支柱はこの時抜いてください。
支柱とナスの茎は麻ひも等で八の字に支柱と茎の間にばってんをつくる形で緩めに縛ります。
そうしておくとナスの茎が成長してもひもが茎にくいこんで成長を妨げることがありません。
ナスは実が大きく重いので、早めに本支柱を立てて茎への負担を減らしてあげましょう。
支柱の長さは地中に出ている部分で50~60㎝もあれば十分です。
家庭菜園でのナスの育て方8. 病害虫対策
ナスは病害虫が少なくない作物ですので、しっかりとしたケアが必要です。
有機栽培にこだわる方は虫除けのハーブ液などを1週間に1度ぐらいしっかり葉の裏側まで散布しましょう。
また、こまめにナスの茎、葉を観察しテントウムシダマシなどの害虫がいれば都度捕殺してください。
また、黄色く変色して枯れてしまう葉がでてきたら、葉ダニの害が疑われますのでその葉をすぐに切り落として処分してください。
有機栽培にこだわらない場合は定期的に容量を守って薬剤散布を葉の裏側まで行ってください。
また、プランターの置き場所にも気を付けて風通しを確保しましょう。
落ちた葉の裏に虫が湧くことも良くありますので落ち葉はこまめに始末してください。
家庭菜園でのナスの育て方9. 切り返し剪定
ナスは収穫期が比較的長い作物ですので、夏中収穫を楽しむことが出来ます。
ただ、8月に入り葉が沢山茂りだしたら日当たりを考えて込み合った部分の葉を思いきって切り落とします。
日当たりが悪いとナスは実成りが悪くなります。
また、秋にもナスを穫したい場合は、一度茎を切り落とす剪定を行います。
ナスの剪定には2週類あり、強剪定は茎を付け根あたりで1芽残して切り落とし、30日ほど茎葉の成長を待つ方法、弱剪定は茎を長めに残して切り、20日ほど成長を待つ方法です。
再度育った茎に秋ナスが成ります。
家庭菜園でのナスの育て方 まとめ
家庭菜園でのナスの育て方を初心者にも分かりやすいよう順を追って解説してきました。ナスは、花もきれいで収穫時期も長く、沢山の実の収穫が出来るので、色々な料理にして楽しんでください。
漬物にすれば保存もききます。ナスは種類も多く毎年違った品種を育てるのも楽しみです。是非一度ナスを育ててみてください。