北海道 おすすめのワイン&ワイナリー:7.KONDOヴィンヤード
「KONDOヴィンヤード」には、2つのブドウ農場があります。1つは2007年から栽培を始めた三笠市達布の「タプ・コプ農場」と、2011年から植え付けを始めた岩見沢市栗沢町の「モセウシ農場」です。同じ空知管内でも気候も土壌も異なり、2つの土地の個性を引き出したワインが「KONDOヴィンヤード」の特徴です。
「KONDOヴィンヤード」では、ピノ・ノワールやソービニヨンブラン、シャルドネ、シルヴァーナ、ピノ・グリなど8品種を無作為に混ぜた混植栽培で育てており、より自然な形でブドウを栽培することにこだわっています。
2011年までは北海道札幌の南区にある「さっぽろ藤野ワイナリー」の醸造施設を借りてワインを作っていましたが、2012年からは岩見沢の「10Rワイナリー」に醸造を委託し、より深い味わいのワインに仕上がっています。中でもおすすめは「タプ・コプ ピノ・ノワール2016(赤)」でピノ本来の艶やかさとベリー系の果実味が調和した生産本数753本の貴重なワインです。
北海道三笠市達布地区
北海道 おすすめのワイン&ワイナリー:8.八剣山ワイナリー
北海道札幌市南区に2011年に誕生した「八剣山ワイナリー」は、自然豊かな「八剣山」の南側の山麓に位置し、四季折々のすばらしい景色の中で美味しいワインを醸造するワイナリーです。緑のブドウ畑に映える真っ赤な建物が目印で、自社農園産ブドウを含めた北海道産のブドウやリンゴなどを原料とした個性的なワインを作っています。
「八剣山ワイナリー」では、自然の景観を守るために農場内で植樹を行うなど里山の保全を行っています。また、ボランティア参加でブドウ畑の農作業やワイン造りの仕込みなどもまるごと体験できるプログラムも用意されていたり、近くには乗馬クラブやパークゴルフ場もあり観光の目的でも行ってみたいおすすめのワイナリーです。
「八剣山ワイナリー」のおすすめは、「北海道恋ワイン」で日本女性によるワイン審査会「”SAKURA” Japan Women’s Wine Awards(通称サクラアワード)」の2017年の審査においてゴールドを受賞しています。
北海道札幌市南区砥山194-1
地域やブドウの品種の違いで個性あふれる北海道ワインはおすすめ
広大な北海道は、その地域によって気候や土壌が違い、そこで栽培されるブドウの品質も様々です。さらに、個々のワイナリーのワイン造りの方法や目指すワインの違いにより、ワイナリーごとに個性的なワインを楽しむことができます。
直売所があったり醸造所を見学することができるワイナリーもあるので、是非北海道観光の目的の1つとしてワイナリーを訪問してはいかがでしょうか。